2011-10-02

Alone in Kyoto 13

京都といえば、やっぱり清水寺。
さすがに人はいた!
ここが閑古鳥だったら、もうどうかしてるよ。

実を言うと、陽が出てる間に来るのは初めて。
まぁやっと3回目なんだけど、今までは夜間拝観だけだった。

春の青空に、この朱色が映える。眼福。

清水の舞台から飛び降りる、大決意の意で
「清水買い」とはよく言ったもんだ。
普通に使うもんなぁ。

清水寺の「舞台」近くの同じ境内に
縁結びの神社と名高い地主神社がある。
なんだかここはさながら悩める男女の駆け込み「神社」になっていた。

良縁に恵まれますようにとか縁が結ばれますように、とよく言うけど
まぁ35年人生やってきて思うのは
基本的に縁は結ぶものではなくて繋ぐものだ、ってこと。
結ぶことは簡単なんだけど、繋ぐのは、繋げていくのは難しい。
言わずもがな、もちろん悪縁は断ち切らないといけないが。

そんな頭でっかちは、さておき私もとりあえず祈ってみた。
おみくじ頼みもどうなの?と自分に突っ込みをいれつつも
運試しでやってみたら、意外といい結果。
それだけでなんとなく嬉しいではないか。
時折単純な自分でよかったと思った。


それにしても、やはりここからの眺めは最高。


清水の舞台を支える梁も
言ってみれば、
よくぞこの長い期間、
へたすると兆単位の人の重みに耐えているんだよねぇ。
修復工事を何度も重ねているとはいえ、
そういう事実を考えるのは、なんとなく浪漫を感じる。

恒例の御朱印を貰う。
清水寺の御朱印は威厳があってよい。
私の御朱印帳には昨年貰ったものももちろん残っている。

これが昨年のもの。
1年前の3月13日だった。
震災の起きる363日前・・・。
こういう記述をみると、胸が痛む。ついこないだのことなのに。

日向の池に亀がのんびりといた。
亀は万年というけれど、
この亀が天寿を全うする間に
東北、日本の復興、それから放射能のことは
クリアになっているのだろうか?
そんなことを考えてしまった。

さて、ここからどこへ行こうか。
朝も早くから、養源院、智積院、東福寺、そして清水寺と周り
そろそろ寺めぐりも疲れてきた。
なので、昨日行った左京区サブカルあたりが恋しくなったので
バスに飛び乗って衣笠方面へ行くことにした。

0 comments:

Post a Comment