最後に更新したのが、死闘の「2014年有馬記念観戦記」で、9か月ぶり!
いつのまにか季節も夏となり、
その時の出走馬も半数近くが引退!時の流れを感じるな・・・
ゴールドシップも今年の有馬で引退。
最後は誰が騎乗するのかな、
私としてはウチパクさん復活してほしいな・・・。
(デモ カネガカラムト ヨコノリハ ホンキダスンダヨナ!)
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ところで。
何かを見た聞いた知った行ったことを誰かに伝えたい時に
twitterは、即時性の点でみたら本当に有益で、
140字余りで紡ぐ文字だからこそ、の魅力があるのは承知で。
その一方で、川のように流れていってしまう寂寥感というか、
喪失感というのも、何となく自分の心の中にあるというか。
心が転覆するほど揺さぶられた物事に遭遇したり、
何というか「自分にとって大きな日」になった時は
咀嚼する時間が必要で、とどのつまり、
自分のこの「庭」にて、
川の流れを止めるための「石」を置きたくなってしまう。
(はい、有馬記念はそうでした!)
なので、いつかの誰かにとって「布石」になるような文をしたためていこう。
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8月13日(木)浜口浜村単独ライブ「納涼の夕べ」を見に
座・高円寺2に行ってきた。
浜口浜村は、名古屋出身の漫才師で、
詳細はネットなどを参考にしていただければと思うのだが、
昨年から、どうしたものか熱にうかされている状態。
実は有馬記念に行く前、ちらっと駄文を書き散らかしていたのだが、
読み返してみたら、我ながら、かなりの熱量だなぁと目を細めた。
独りよがりも甚だしいな。若かったな。
それでも「いつか浜口浜村の事をきちんとブログで書きたい」と思っていた。
ここ1年ほど時間が許す限り、彼らの舞台を見続けた。
彼らの長い活動期間からしてみれば、私なんぞ新参者に過ぎず
嗚呼なぜもっと早くお眼にかかれなかったのか、と思う。
そういうことは、日常に往々としてあり
過去に戻れないのならば、現在と未来を踏破するしかないのだけれど。
「変な漫才」というのが、浜口浜村を形容する常套句で
初めて見た時は確かに「変だなア」だったけれど、
その「変さ」は私にとっては
「Strange」の意ではなくて「Extraordinary」であったし、
その初心は今でも全く変わっていない。
ふらぁーと現れて、よくもまぁこんな発想思いつくな、という漫才を披露し
ふらぁーと帰って行く。何度も何度も自分の心に稲妻が走っていた。
この単独ライブが行われる一週間ほど前、
「中日新聞の地方版である東京新聞」(ここ重要)に彼らの記事が掲載。
職場で可哀想にリサイクルの箱に打ち捨てられていたところを2部救済。
リサイクルしなくて良い!別のものにならなくて良い!
浜口浜村のことを全く知らない人へ向けて
簡潔な自己紹介で始まり
単独ライブ公演のお知らせで結んである大変わかりやすい内容。
上述の「変な漫才」の説明を熱く語っている一文に、
自分の左胸がありえないくらい早くリズムを刻んでいた。
新聞に載るというのは本当に凄い事で、父母世代には名誉な事で。
自分が新聞社勤めだった為、その複雑な工程やチェックを突破して
輪転機を回して、世に、人々の手元に届くことを知っているからこそ、
なのだけれども。
これは余談なのだが、名古屋に住む知人に
中日新聞に載っているかどうかを確かめてもらったところ
(※中日新聞は愛知県でのシェアはトップ!)
答えは「載っとらんが!」
嗚呼、なんたることだ。
地元の喫茶店でモーニング食べながら、中日新聞読んで
文化面めくったら、浜口浜村が!なんて、素敵なことなのに・・・。
惜しいな、まったく。
そんなこんなで、そうして満を持して、待ったこの日が来たのだった。
高円寺の街のイメージからすると、らしくない、と言われる
(行きつけの高円寺の某飲み屋での会話より抜粋)
「座・高円寺」は、そんなボヤキも気にしないほど
本当に素敵な劇場で!
地下2階に行く螺旋階段は、海の底、に
あるいは宇宙船に続いているかのよう。
(キューブリックっぽいとも言える)
(別日に撮影)
イカって!
思わずイカ2杯買わせていただきました。
(長いので続く)
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