2011-06-19

Alone in Kyoto 5

宇治を後にして、伏見方面へ。
京都郊外は、時間の動きが幾分スロウだ。
街の喧騒から離れて、人もいないせいか、
はたまた旅行者マジックなのか、
普遍的なことでさえ、特別に見える(ような気がする)

とはいうものの、なんせ初めての場所。
迷って当然。六地蔵で、電車を乗換えるか、はたまたバスがいいのか。

後者を選択して、向かう先は…醍醐寺。



なかなか行けそで行けない、
でもいつか行きたかった場所。いつかを今叶えたかった。それが旅行の醍醐味。

醍醐寺と言えば、醍醐の花見ですが・・・
悲しいかな、桜にはちと早すぎた。
それどころか、霊宝館の特別拝観も明日からだったー。

それにしても醍醐寺は、
もともと境内が広いから、数時間で駆け足拝観は
ちょっともったいないような気が・・・。
なので、もう1回ちゃんとリベンジしたい。

三宝院の骨董的な趣も素晴らしいね。
なんでここで御朱印いただいた。

醍醐寺の御朱印はいくつかあるのを後から知ったw
 
とはいえ、
やはり秀吉のギラギラなゴージャス感の象徴と言えば、
国宝の唐門!
いやぁこのギラギラ感がちょっとえげつないなぁなんて思うのですが、
十六菊と五七桐の「どや家紋」は、そりゃ権力万歳、平伏し上等の象徴ねぇ。
瓦にも五七桐が。鬼瓦が思いのほかキュートだけど。
でも醍醐寺と言えばやはり、国宝の五重塔!
この時も全然人が居なかったから、ほぼ独り占め。
それにしても醍醐寺で唯一創建当時から残っているというこの五重塔、
近づいて見てみると・・・

屋根を支える三手先と呼ばれる軒の細部が複雑すぎ!
建築マニアでも何でもない素人の私だけれど、
これはすごい技術を施してるのはわかる。
(好きな人にはたまらんだろうなぁ)
またこの内部が国宝たくさんですごいらしいんだけど、
なんせ翌日からだったというのでrh

仁王門の威厳さも素晴らしい。惚れ惚れするなぁ。

そして国宝の金堂もちらっと拝観。



というわけで、
せっかく仏像をたくさん拝もうという野望は
脆くも崩れ去った。嗚呼。
でもまた再訪したいと思わせる醍醐寺。
なんたって俵屋宗達の金地著色扇面散図と
金地著色舞楽図、これも見たいし、
上醍醐の方も、せっかくならちゃんと見たいし・・・。

やはり時間をかけて
ゆっくりと堪能する、これが醍醐味なのかな。

もう一度リベンジするぞー!
(つづく)





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