ブランチを兼ねて、中村藤吉本店へ。
ランチのニシン茶そばセットを食す。
やっぱり、言わずもがな番茶が美味しいわ。
それからデザートの抹茶ゼリー・・・。
宇治川を眺めながら幸せなひとときを堪能。
ぼんやりしながら、異国へ居る友達に手紙をしたためる。
そうして身も心もチャージを終えて次なる場所へ。
旅人は忙しい。
宇治川を渡り、宇治上神社へ向かう。
さわらびの道、と命名された通りは、
やっぱりひっそりしていた。
晴れていてのどかな初春の日だったけれど、
実は気温は低くて寒かった。
少しばかり道なりに歩いていくと・・・
宇治上神社に到着。
日本最古の神社として、世界遺産に認定されている。
それなのに、(失礼だけど)この地味さ。
日本最古ってことは世界最古の神社ってことか。
それにしても、周りの自然にすっかり溶け込んでいる様が
逆に神秘さを醸し出している。
そして、ここも参拝客が私だけだった・・・。
ここが本殿。
キリっとした狛犬が守っている。
それにしても、正面から見るこのミニマルさと言ったら!
昨秋に熊野本宮行ったときにも感じたけど、
神社って独特のシンプルさ、簡素さがあるように思える。
でも、今までの神社の中でここが一番かもしれない。
(しかもここが世界最古という事実が嬉しい)
拝殿は、鎌倉時代の住居建築で
これも現存する寝殿造りのものでは最古なんだって。
おぉ、宇治上神社、何気にすごい。
ここに貴族が住んでいたんだよなぁ・・・。
太古の昔に思いを馳せてみるには、うってつけの神社。
なんか精霊とかが神様とか、本当に身近に居るような雰囲気。
こじんまりしてるのに、実力は物凄い神社(失礼)でした。
そうそう、宇治はかつて菟道(うじ)と書かれ、兎の生息地だったようで。
宇治上神社の祭神は菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)。
ということで、兎モチーフのおみくじや絵馬がたくさん。
この中におみくじが入っているのです。
勿論挑戦。結果は吉!幸先よいスタート。
学問:努力すればよろし そうだよな・・・
恒例の御朱印にも兎の文字がはっきりと見て取れるかと。
世界文化遺産の印章も誇らしげだなぁ。
そうして宇治のプチトリップは終了。(まだ午前中だったけど)
さぁ、これから伏見方面へ出発。
伏見編へつづく。
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