2015-01-01

2014年 有馬記念観戦記 その2

朝、9時前に西船橋へ到着。
朝日が眩しいが、ものすごく寒い。
典型的な冬の朝だとわかっているのに寒い。
かじかんだ掌を指先の割れた手袋で覆うも寒い。
まるでアウシュビッツに向かうが如く、
220円を払って中山競馬場までのバスへ。
これは地獄行きか天国行きか?


乗客、年輩者ばっかりだったなぁ。
案の定、視線が突き刺さりっぱなし。
でも気にしないわ!私だって競馬好きの末席にいるんだから!

バスの車窓から外を眺めて、
歩いて競馬場に向かう人向かう人が本当に多い!
しかも朝9時だというのに、もう缶ビール片手である!
でもこれって既視感あるなぁ・・・。
そう、これはフジロックとかと一緒!そうか、これか!

周囲の方々の新聞を盗み見し、
ほぉサンスポはエピファか、
うーん、どうしたものか、やはりジャスタウエイなのか?
ジェンティルは牝馬だしなぁ、なんて考えていたら中山に到着。
みんな一斉に走り出す。うぉおおおおおお!

こちとら、もう座る席はあるので悠々と来場。
競馬場に入場するのに200円がかかるのだが
今日は特別な入場券!ばばーん!

ピントずれちゃったわ。でもこの時点で来場者が3万5718人!
9時30分くらいに到着で、有馬記念は15時25分だよ!

中山に来るのは初めてで、競馬場自体も中央は初めて。
もちろん有馬も初めて。
だからこの場に来れたこと自体が本当に嬉しくて。
プログラムをもらって、いざ出陣!

もうすごい人人人。

 まだ1R前なのに、もうぐったり、こんなところで寝ている人が。
すみません、盗撮してしまった。

かくいう私ですが、悠々と5階のゴンドラ席へ。
この席が、とにかく凄かった!
床がフッカフカでホテルのロビーみたい!

このようなテーブルがあって、思い思いに予想に耽る。
もちろん、テーブルには電源あり。
 
出前もあって、ウエイトレスさんがちゃんと運んでくれるというサービス!
 お弁当もあるぞ!
ここまで優雅とは知らなかったよ!

ゴンドラからの眺めはこんな感じ!


ゴールまでは、かなり遠い位置なのだけど、
何度も映像で見た景色が目の前にあって
しかも(当たり前だけど)そのままだったので、万感の思い。

静かな雰囲気の中で、ゆっくりと予想して
並ばずにすぐ馬券が買える、というのも贅沢の極み。
流石3300円払うだけはある!
その3300円を馬券に突っ込めば・・・というのは愚問ですが。

 
空港の税関みたいだなぁ。でも競馬場!

ものすごく居心地がよかったけれど、やっぱりターフ前まで行ってみよう!

まさか1Rから観戦するとは・・・。
やっぱり有馬記念当日なので、
この時点でものすごい人が集結していました。

目の前で悠然と走るサラブレット達の姿をしっかり目に焼き付けました。
事故なく、みんな頑張れ!

1Rは何も賭けなかったので、さぁ2Rです。
パドックを見に行きましょうか。

メイクデビュー戦です。新馬戦ですね。
みんな初出走なので、ここは血統やらトレセンでの情報が頼りです。
つまり競馬新聞の情報をどこまで信じるのか、ということですな。

パドックを見て、何がわかるんじゃ、と常日頃
競馬中継を見て思っているのですが
やっぱり生で見ると、線の細さだったり
馬がいれこんでいたりと、文字情報+「何か」が得られますね。
その何かは「自分の感性」で、これがまた厄介な代物で
惑わされっぱなしなんだけど!!!

2Rなのに、もうパドックには人だかりが!

パドックで見て、線の細さが気になったのですが

横典が騎乗するので、期待をこめて
「トーセンプリズム」(牝馬・14番人気)と、「ノリタケ馬券」ということで
武さん騎乗の「ハタノソルプレーザ」(4番人気)をワイドで購入。
もう新馬戦なので何が来てもおかしくない危険なレースです!
だからこそ買う価値もあるってもんです!

そして2Rがスタートしたのですが

 ゲートが開いて、もう明らかに遅れている馬もいるわ
大外周りの馬だの、もうこれぞ、新馬戦の醍醐味を堪能しました。
 
私の賭けたトーセンプリズムは、大差負けで(15着)
「タイムオーバーによる出走制限」のため、
1か月ほど出走できないペナルティも課されてしまいました!嗚呼!
 
結果:
1着 モンドアルジェンテ (3番人気 ビュイック)
2着 タマノブリュネット(5番人気 西村)
3着 ユアザイオン(12番人気 C・デムーロ)
 
デビュー戦、勝利おめでとう!
輝かしいサラブレット生涯の始まり!
次のレースも頑張れ!
 
 
こちとら早速、収支はマイナス200円!
悔しいなぁ。くそー、次!!
 
(つづく)

0 comments:

Post a Comment