仕事を終えて、ヨガやった後に、
あ、今日水曜だから何か映画みたいなぁと思い
ちょうど時間もピッタリだったので、21:00からの最終回へ。
我ながら元気だなぁ、自分。
「Spaced」から縷縷と続く「オタク演技」をやらせたら天下一品の
サイモン・ペグとニック・フロストが、今回もいい味だしてます。
というか、サイモンは、ちょくちょくピンで活動していて
まさか「M-i3」に出てきたときはビックリしたけど
(でもやっぱりオタクっぽい役。4でも登板している)
やっぱり、ニック・フロストと一緒だと、
画面のこちら側で見ている自分も安心できるし、
なんとなくサイモンものびのび演技しているように見える。
「M-i4」のスチールにも単独で堂々と写っているけれど
キメすぎててカール・ハイドかと思ったわ。
で、映画ですが
「ギャラクシー・クエスト」でいうところの
ジャスティン・ロング=宇宙オタク目線からの話で楽しかったです。
これが彼のデビュー作。
「オメガ13」の話を延々としてるのが笑えるw
製作費もかなりの額をかけているのに
しかも大笑いでき、最終的には爽やかに感動できるという、
あんまりこのジャンルはないんじゃない?稀有な作品。
あーでも、これ大好きだわ。DVD買っちゃったし。
SFオタクが作る一流のSF映画だね、これ。
「宇宙人ポール」もそういうニッチなジャンル映画なんだけど、
ポールが親しみやすすぎるのが、意外で笑えます。
セス・ローゲンが声やってるのねー。
宇宙オタクの話、一辺倒だけでなく
せっかくわざわざイギリスからアメリカに旅行きたのに
グレアム(サイモン)だけ自分勝手に楽しんでて
一抹の寂しさを吐露するクライブ(ニック)を
宇宙人のポールが励ますシーンとか
かなり普通でナチュラルな場面があるのが好印象。
話の緩急はあるけれど、取り残されることはなく
寧ろ、ギャラクシークエストの最後よりも
ちょっとウルウルするようなエンディングが最高です。
ものすごくうれしそうな二人の顔が印象的!
あと、意外と笑ってしまったのが
後ろから車が追ってくるところ、
「激突」を想像するのは定石だけど
「うわー、『脱出』みたい!絶対犯されるー」と言っているのは
確信犯というか、やはり宇宙人に「攻められる」のとひっかけてるのねー。
それからグウィネスの母、
ブライス・ダナーが出ていたのに、ちょっとニンマリ。
孫のアップルのゴッドファーザーが、サイモンなんだよね。
そういえば、サイモンはブライスの娘グウィネス出演の
「Good night」にも出てたけれど(邦題:恋愛上手になるために)
これ監督してるの、息子であるグウィネスの弟なんだねぇ。
義理息子のクリス・マーティンとは「ゾンビエイド」やってるしw
クリスとは大親友とはいえ、嫁親族全員と関わっていたとは・・・!
クリスの推薦なんだろうか?
「タンタン」はまだ未見なんだけど、
サイモンとニック目当てで行こうかなぁ。