2012-05-04

Morrissey live at Ebisu the garden hall 1

モリッシー再び。ZEPP東京でのライブ終了後、
幸せな余韻が続き、こりゃ永遠ものライブ、
記憶の上書きしたくないわ!という思いと裏腹に

もしかしたらサプライズあるのか?最終日だし・・・
とうんうんThe Smithsを聞きながら一思案。

いつもはサラッと聞いていた
「Hand in Glove」の
最後のI'll probably never see you againのところが
妙にひっかかり、
あぁもしかしたら絶対きっと今後見れないのかもしれないな、
と、自分でマインドコントロール。
気づいたら仕事中ファミマでチケットを発券していた!
恐るべし、モリッシー。
この詞がProbablyってところがポイントなんだよね。
8割9割の確率での「多分きっと」がProbably。
maybeやperhaps、possiblyだったらチケット買ってないぞw
受付番号400番台という、いいのか悪いのかという微妙な感じであったが、
とりあえず確保できたことに安堵し、
(絶対売り切れになっていると思っていた)
部内に戻ってカレンダー見たら、その日は出勤だった。気づけよ、自分!

まぁそんなわけで日本最終公演で東京追加公演の
恵比寿ガーデンホールへ行ってきた。
仕事帰りだったので、焦って行ったら、びっくりするくらいの長蛇の列。

当日券は売り切れ、ダフ屋のオヤジも「余ってない?」との声。
自分の後ろにいた女性が
「うわーこんなに人気あるとは知らなかった」と呟いていたのが
ものすごい印象的だった。
まるで秘密結社(モリちゃん言うところの集団万引き連合会か)のように
地下に根を張っているようなファンが一同に介する光景は
なんだか奇妙でもあり嬉しくもあり。

まぁそんな感じだったのだが、
恵比寿ガーデンホール、このハコに来るのは
かれこれ15年ぶりくらい。

最後に見たのは
Lo-fidelity allstarsAFDのジョイントライブだったと記憶しているが、
(久々聞いたが懐かしすぎて泣けた)
とにかくここは音響から運営から何から大嫌いで
できればここでのライブはなるべく行かないようにしている。
先日のHostess weekenderもここと知って断念しました。

なので、モリッシーのためなら!と一肌脱いだが、
やはり相変わらずのクソでした。15年経ってもクソはクソです。

そんなわけで、開演ギリギリに会場に入り、
例のNY dollsの映像のタイミングをみなさんわかってらっしゃる。

鈴なりが一斉に色めき立って
ウォーという歓声と共にモリちゃん登場。
バックバンドの皆さん(一人除く)、黄色のボクサーショーツ一張羅で登場、
モリちゃん第一声「僕の庭へようこそ」と英語でごあいさつ。
(恵比寿ガーデンホールの唯一の良かった点)
そのあと日本語で「どーもどーもどーも」
お前は高橋圭三か、と思った瞬間
1曲目「Let me kiss you」

わー、Zeppの時とまた違うオーダー組んできた。

そういえば1か月くらい前に
今はノエル・ギャラガーの専属カメラマンである
ローレンス・ワトソン写真展のレセプションに行き
実際に彼と話すことができたのだが、

モリッシーは一緒に仕事をした中で最も印象的なひとりであり
彼は常に驚かす何かを考えていてアイデアが豊富で、
決して予定調和な人ではない、と語っていたのがとても印象的であった。

今日のライブも「予定調和大嫌い」な
気まぐれモリちゃん炸裂か、ということで自分の胸もドキドキしっぱなし。

1曲目終了後に、後ろのスクリーンに現われたのは

オスカー・ワイルドの肖像画。それに吹き出しを付けて
サヴォン風のフォントで「WHO IS MORRISSEY?」

こう来たかー、ベタだけど、こう来たかー!
そして2曲目、How soon is now?
こう来たかー!

(長いのでつづく)

2 comments:

buraa said...

恵比寿公演、私は21年ぶりの生モリでしたが、大変よかったです。
シェアさせて下さい。

Kajiko said...

buraaさん

コメントありがとうございます。
自分は彼の音楽はよく聞いていたけれど
ライブは初めてだったので、その凄さが想像以上でした!
シェアどうぞー。またご来訪くださいー。

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