久しぶりにライブに行ってきた。しかもGrizzly Bear!
それも啓蟄の日、にだ。
虫だけじゃなくて熊さんも冬眠から目覚め、である。
思えばクラシック以外のライブは
昨年の秋にマンチェで見たAnimal Collective以来なわけだけど
Grizzly BearもPitchfork Fes in Parisにラインナップされてたんだよなぁと
今さらながら思い出した。
(2日目のトリがAnCoで3日目が彼らだった)
とはいえ、今でこそPitchfork系と括られるのだろうが、
2005年辺りに当時言われていた「Freak folk」界隈・・・
あの頃、自分は特にDevendra Banhartに夢中になり・・・
芋づる式にAnCoやらCoco Rosieやら
Antony &The Johnsons辺りを制覇し
その中に確かに彼らの「Yellow House」もあった。
「森度」も存分にあり、微睡むくらいの美しさがあったのだが
どちらかというとカントリー度が高いのと
本当に失礼なのだが、ルックスがイマイチだなぁと思っていたw
本来だったら2006年の時点でライブを見れればよかったのだけど、
ことごとくチャンスのないまま(2009年のサマソニも行けなかった)
7年経って、の本日である。
その間の彼らと言ったら、右肩上がりの作品を出しまくって
(AnCoほどじゃないにしろ、ちょっと雰囲気が変わった感じもあるが)
8ポイントクラブどころか「9ポイントクラブ」常連になっているわ、
ふとしたところで耳にする機会も本当に増えたなぁ。
「BlueValentine」は話自体は、痛々しかったが
聞き慣れた「Yellow House」の楽曲がふんだんに使われていて新鮮だった。
最後のクレジットの「Alligator」の儚さと言ったら・・・・!!!
あら、偶然にも両方ともライアン・ゴズリング出演だったわ。
そんなわけでイントロが長いが、リキッドルームでのライブ。
正直言うと、1か月前にチケットを買ったのだが、整理番号が203番で大層驚いた。おいおい、全然売れてないじゃん!
で、リキッドの正面に到着した際、外国人に
「僕、Grizzly Bearのライブ行くんだけど、会場どこ?」と聞かれた。
てっきりダフ屋だと思ったのだが、よくよく話を聞いたら
「招待客としてチケット貰ったんだ」と言っていたw
なので、何だか関係者席だかゲストリストやら
招待客が本当に多かった、という印象。外国人も多かったなぁ。
そんなわけで、意外とフロアは埋まっていた。
結構ギリギリに入ったのだけど、前列3番目まで進む。
そうしてライブがスタート!
(つづく)
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