Grizzly Bearご一行様登場。
大歓声。
昨日まで新宿のロボットレストランで大騒ぎしていたという
エドもニコニコ。開口一番「コンニチハ!」
真っ先に思ったことは「エドってガタイがでかいなぁ」
彼だけ赤のヘンリーネックシャツで断然目立っていた。
というか、やはりバンドの顔はエドなのね。
キャラクターも際立っているし、個性的な顔もしてるし。
(Joe Meekに似てるなぁと思うのは自分だけ?あ、彼もゲイだ)
そうして1曲目「Speak in rounds」からスタート。
ドラムがビートを刻んだ瞬間から心がゾワゾワとざわめく。
音がどんどん重なってメーターが加速するこの曲は
本当にオープニングにふさわしく、完全に持ってかれてしまった。
参りました、あんたらすごいわ、さすがだわ。
もうこの何分間で、素晴らしいライブになるに違いないと確信。
続く「Sleeping Ute」複雑な曲だけど、演奏能力が半端ない。
頭悪そうな発言だけど「レコードと一緒!」でびっくりしたー。
ヴォーカルも演奏も全然ぶれない。すごいすごい。
ヘッドホンで聞くたびに
目の前に映るルーティンな景色が
なぜかドラマチックに見えてしまう効用がある
「生活のサウンドトラック」とでもいうべき曲の「Yet Again」
(ここのいきなり転調するところが大好き!)
私も卒倒するんじゃないかと思ってしまったわ、いや本当に。
一応このライブは昨年発売したアルバムの「Shields」のツアー。
しかし新旧取り混ぜた曲を、これでもかと披露。
こなれた感がすごかったなぁ。あ、もちろんいい意味で。
個人的に白眉は
「Gun Shy」「Ready,Able」「WYWFO」の流れ。
エドの艶っぽいヴォーカルに、完璧なコーラス。
鳥肌立ちまくったわ。
周りはあんまり盛り上がっていなかったようだけど、
もう最初の瞬間から、ステージに集中してしまったので眼中なし。
それにしても、
まるで細い糸の網目を掻い潜るような音のアレンジ。
感情の起伏をそのまま音符にしている才能と演奏力。
これはもうクラシック音楽の域すら感じる。
そしてサンプリングなどに頼らず、
人力で演奏している、かつてないほどの説得力に惚れ惚れした。
ベースのクリスは「みんな、本当に静かだね(苦笑)」と
言っていたが、すんません、あまりにもあなた達の音楽が
美しすぎて、虚を突かれて動けず叫べませんでした!
あまりにもステージから放たれる音に溺れてしまい
茫然自失、触れたら壊れそうな世界観で、何だか夢のようだったわ。
エドは、本当に東京が大好きで
2009年に初来日してからやっと戻ってこれて嬉しい、
また来れるように祈っておくよと、fingers crossedしてました。
(リアルにやってました)
というか、エド自身が来たいんだろうけどw
今日の集客状況じゃ、今後どうなんだろうという感じですが・・・。
いや、何で売れないの?こんな神ライブなのにさ。
ちなみに彼は終始ニコニコしていて、最後は下着もチラ見せw
(見たくなくても目に入った。
水色かエメラルドグリーンのトランクスでしたw
赤いヘンリーネックにマッチしてました)
セットリストを貰っていたお姉さんに写真を撮らせてもらいました。
ありがとうございました。
ちなみにこのリストの後のアンコールで演奏された曲は
・Knife(私が初めて聞いた彼らの曲)
・On a Neck,On a Spirit
・All we ask
開演前にビール飲めなかったので、
終演後に飲みつつ隣に座っていたお姉さんと
「いやぁ本当によかったですよねー」と感想を言い合う。
偶然にも私が上のセットリストをツイートして
真っ先にリツイートしてくださった方だった!
おぉ、これがGrizzly Bear Magic!
本当に素晴らしい春の夜だった。
また見たいな、あ、できれば現地で!
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