歩き続けていたら視界が開けた。
どうやら山越えできたようだ・・・。野に咲く花は素朴。でもどこか力強い佇まい。
絵の才能があったら、絶対写生したい風景。
初夏の今の時期がベストだけど、冬はどんな感じなのかな。
田んぼの畝に空と山膚が反射している。
日本には、まだまだこのような懐かしい風景が存在しているのが
単純に嬉しいな。童謡に歌われているような世界。
妻籠宿に到着した。
当時の家がそのまま残されていて自由に閲覧できる。
英語の表記もあったので、外国人は興味深いんだろうなぁ。
この時間帯で駅から歩いて山越えをしてきた人が、
どうやら自分だけだったようだ。
(この日は日曜日だったけど、ほとんどの人は観光バスで来訪)
逆方向からフラフラ一人で歩いているのが目立っていたのか、
日向ぼっこしていたおばあちゃんが、まぁ座んなさいなと話しかけてくる。
どこから来たんですか?何しに来たんですか?
東京から柴犬見に、→えーわざわざ?!どうして???
このパターン飽きました・・・。自殺しに来たんじゃないからね!!!
もうこのおばあちゃんと会うこともないのかもしれないけれど、
一期一会は、時として心の中に生き続ける大切な思い出になる。
妻籠宿に住んでいる猫。
おばあちゃんが呼びかけると、じっと反応していた。
この猫の写真を見るたびに、おばあちゃんのことも思い出すだろう。
小川と水車。牧歌的だなぁ。
なんとも風情のある宿場町。
昔からあるのに何で気がつかなかったんだろ。
この地をもっと早く訪れたかったな。
この茶店で一休みして、みつまめを食べた。
どこの街にもある郵便局。
妻籠宿の郵便局は、なんともシックな外観。
敢えて「目立っていない」のが素晴らしい。
日曜日だから閉まっていたのが残念だったな。
この宿場町がのどかで安全な象徴なのかも?
なんて写真を撮りながら思った。
なかなかツバメに会えなかったからラッキー。
(神宮球場に行くしか会えないし)
つぶらな瞳がなんとも言えずかわいかったなぁ。
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