2012-06-12

taicoclub 2012 part3

しつこいくらいだがAnimal Collectiveのライブが
多幸感に溢れていたのは言うまでもない。
まぁそんなわけで、そんな気持ちを連れて、
もう一つのステージで3時間もプレイしていた卓球を見に行く。
電気のときとは違って
やはり真剣というか(まぁ電気はメインが瀧だもんなぁ)
緩急をつけつつ、アグレッシヴさもあったり。
やっぱりかっこいいなぁ、写真撮っとくか、なんて思い
リュックを開けるも・・・

え、カメラがない!

いやぁちょっと心臓バクバク。
フェスでカメラ落とすなんて、ありえない!
自分に怒りつつも、とりあえずインフォメーションへ。

やはり多くの落し物が届いていたみたい。
カメラ、携帯・・・。
でも自分のリコーのカメラは届いていなかった。
受付のお姉さんに
「明け方になると、届くことが多いので
もしかしたら見つかるかもしれませんよ」
と励まされる。
はぁ。。。私のカメラ、どこ行ったんだか・・・。

平静を保ち、記憶を呼び戻して
最後に見た場所を考える。
確かあそこの椅子に座って・・・。

駆け足でそこの場所に戻ってみた。
私が座っていた場所は、他の人が座っていたので
「あのー、カメラって落ちてませんでしたかね」」と
恐る恐る聞いてみる。
すると
「あ、ありますよ」と
座っていた椅子の対面にあったテーブルの上に
私のカメラが!

うおー、まためぐりあえた奇跡到来ー。
taico最高w

親切な人ばかりで嬉しくなったよ。
海外のフェスなんかだったら、まず見つからない。
(自分も10年以上前のVフェスで靴をなくしたことあるしな)
まぁ自分の注意散漫ぶりにほとほと呆れ疲れ果てた。
なので深夜3時にようやく安堵してチキンマサラカレーを食べる。
そういえば、フードコートも大充実してたなぁ。

BGMはMouse on mars。
あれ、彼らってこんなに激しかったっけ?
パーカッションドコドコ。しかもポリリズム炸裂。
MOMと言うと、
その昔にBeat UKで見たファミコンっぽい映像、
あれがすごく印象的で。
なので、なんとなく意外な感じがしたのだけど
丑三つ時なのに眠らせないのは流石だなぁと思った。

まったりしてきたので、、もう一つのステージへ移動。
道中、ぽわーんとしたライトがあった。和むなぁ。
もう一つのステージに(音楽堂)の雰囲気はいいなぁ。
ここでAnimal Collective見たかったなー。
regaというバンドを見る。
演奏巧すぎ!
ギター2本、ベース、ドラムでグイグイ引っ張るインストバンド。
とかくインストバンドだとブラスを入れがちだけれど
少ない音で完結しているのは、また潔くもあったり。
もう一回見てみたいなぁ。
お客さんも元気だー。

空が急に白んできた。

私が大好きなPulpの
Sorted for E’s and wizz」のフレーズ
♪At 4 0'clock the normal world seems very very very far away
が途端に脳裏に思い出される。
午前4時は、本当に遠い遠い世界・・・。

夜中に見たオブジェが
朝もやでまた違う印象に見えた。

夜が明けた直前に森の中にいること自体が
なんだか信じられない。
今年の自分ハイライトのひとつってこれかもしれない。



本当はJosh Winkまで粘ろうかと思っていたけれど、
うーん寄る年波には勝てず、足元ハンターの長靴も辛く
(小雨がちょっと降ったが、スニーカーでよかったかもなぁ)
急に睡魔も襲ってきて、早々に退散。
寝袋持って来ればよかったなぁ。

ちなみに今回、
カリマーのリュックに
サーモスの水筒、どら焼き、カメラ、簡易椅子(これ便利だった)
ジップロック数枚、ハンターの長靴にショーパン、レギンス、
ヒートテック靴下とユニクロフリース、
古着のアノラックという格好で、十分こなせました。

こうやって学習していくのだなぁと
なんだか叡知に溢れたフェスであった。
まぁそんな哲学しなくても、単純に素晴らしい週末だったわ。

帰りの道中、ちょっとしたバスのトラブルがあったのだけど、
それを払拭するくらい機知に富んだお兄さんと
とりとめない話で盛り上がったのも楽しかったなぁ。

そんな魔法のような6月最初の週末だった。
うーん、なんだかフジロックに勢いで行けそうな気がする・・・。
どうしましょ。



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