2012-06-04

Animal collective Live in London2006 part 1(re-edit)

taicoclubでAnimal Collectiveを見て幸せな気分・・・。
そういえば行く前に久々連絡をくれた友人が
「姐さん(わたしのこと)が
アニコレのロンドンライブに行った際のすごい顛末を
未だに覚えている」と言っていたのを思い出した。
久々日記を読み返したら、意外と興味深く
若さゆえに無茶なことをしていたなぁと懐かしく思ったので
mixiに2006年9月にアップした日記の再録をしてみました。
一部、省略修正あり。

*******
2006年8月25日。
(中略)
金曜日の夜。ロンドン。一人。
今までにない開放感を満喫した。
思う存分買い物した後には
22:00までやっていたV&Aへ行って
素晴らしい60'sファッションの展覧会に行けた。
ここでしか売っていないeley kishimotoのスカーフが
バーゲンになってて、またここでもいい買い物ができた。
脚はまだまだ動くのに、
頭の中に酸素が行き届いていなかった。
ようやく自分自身でギブアップ。

で、ちゃちゃっとヨーグルトの夕食を部屋で食べながら
レディングの中継を見て、買ったばかりのTimeout見てたら
発見しちゃったよ。

Animal Collectiveのライブ。明日の土曜日!
しかも£8って!

よーし、明日はまるまる使える最後の日だから
行きたいと思う所に行って、夜はここで〆るぞ!
と、遠足前の気分で就寝。もう遠足の地にいるんだけど。

この後にとんでもないトラブルが待ち受けているとは
このときは知る由もなかったのだが・・・。
その後は珍しく18時にホテルに戻る。

*********
8月26日(土曜日)
(中略)

「とりあえずボディンドン」飲んで  
夕食(バナナ・ヨーグルト・サンドウィッチ)摂って
しばし仮眠後、シャワー浴びて、念入りにメイクして
いざAnimal CollectiveのライブへGO!

といっても前述のように、地図すら持っていない自分。
だいたい郵便番号で昼間行ったBrick Lane周辺
(いわゆるShoreditchエリア)だとは判る。
だけど詳細がわからない。

フロントのお兄ちゃん(インド系)に
「Unit7 Warehouse(倉庫)Cable Stに行きたいんだけど
最寄の駅ってどこかな?」って聞いたら
「Tower Hillが近いねぇ」と
London A to Z見ながら教えてくれた。

Tower Hillかぁ、
ロンドン塔なんて今まで行った事ないよなぁ、
この駅で下車したこともないよなぁ、なんて思いながら、
地下鉄に乗る。

:::::::: ここからが トラブルの始まり::::::::::

で、やっぱりワクワクするじゃない?

ロンドン、夜、土曜日、ひとり、Animal Collective、
行ったことない場所。
麻雀でいうところの国士無双級で上がれそうな勢い。

なーんて、一人でニヤニヤ想像してたら、
うっかり乗り換え間違えちゃった。

Circle(黄) & District(緑)の並行輸送は紛らわしいね。
(というかこれが初めてじゃないけどさ)

着いた駅はAldgate Eastでした。

時計を見ると21:00.
21:00からスタートってTimeoutに書いてあったけど
正直、来るの早すぎかな?って思いが過ぎった。
(長年の勘ってやつだ)

まぁでも乗り換え間違えたおかげで
ちょっと暇つぶせたからよかったかも、なんて思った。

そしてTower Hillに着くと・・・

あ、ロンドン塔だ。

うひゃーこんな時間なのに観光客いっぱい。

・・・・・・・・・・

おいおいCable Stってどこだよ・・・

車がビュンビュン走っているこのでっかい幹線道路が
もしやそうなのか?

・・・違った。

と い う か こ こ は ど こ ?

どこ?

どこなんだよ!

陽もとっぷり暮れて 鳥目な私はあまり物が見えない。

タクシーに乗ろうかと思ったのだが
何か自分に負けている気がして(笑)
とりあえず 徘徊することにしました。

そうして徘徊・漂流すること約20分。
ビルの片隅でタバコをふかしていたお兄さん(休憩中)に
「Cable Stってどこ?」と聞いてみた。

するとお兄さんは
「あー、この通りをまっすぐ行って右入ると
でっかい幹線道路あるからそこが、そうだよ」と
教えてくれました。ついでにナンパされました。

ま、でもこれで一安心♪と思いつつ
軽やかに歩いてたら

歩いても歩いても

ない!

ない!

ない!

しかもなんだか周りにはトラックスーツ着た
ウェッサイって感じの(苦笑)兄ちゃんも
たむろしてるし・・・

時計見るといつのまにか22:00!

近くまでに来てるのに!

さて私は辿りつけるのだろうか?

(続く)

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