2012-11-21

3Days in Paris 4

一路、外のテュイルリー公園へ。

朝からパリにいるんだ、という事実がなんだか信じられなくて笑ってしまう。
パリを歩いている自分がおかしくておかしくて。
時差ボケのせいかもしれない。
あるいは「パリってオサレ!フィルター」が
何重にも目にかかっているからかも。


しかもまっすぐ歩いていたら、コンコルド広場、そしてエッフェル塔!

そういえばこの夏、ウディ・アレンの「Midnight in Paris」を見て、
すっかりあの映画が気に入り
(まぁウディ・アレンはあまり好きじゃないのだが)
いつかパリに行ったときは、冒頭のシーンを参考にしよう、
とくらいまで実は思っていた。


前述で旅行先はロシア(サンクト)、と思っていたのだが、
意識下でパリに行くのは、なんとなく予定調和だったのかもしれない。
でも、正直パリは、今じゃないと思っていたんだけど・・・。
それは、あとで覆されることになるのだけど・・・。

そんなことを考えながら、公園の端にある
オランジュリー美術館に到着。

ルーヴルで疲れ果てた脳みそを
オランジュリーで回復させようという試み。

オランジュリーと言えば、前述の「MIP」で
モネの睡蓮がぐるーっと取り囲んでいるシーンが圧巻だった。

特にモネは好きでもなんでもないのだが
(睡蓮は上野の西洋とかブリヂストン美術館にもあるしなぁ)
この展示方法が斬新なので、ちょっと体験してみたかった。

入り口奥の「White Room」と思しき展示室に行くと、
ほぼ360度、モネの睡蓮づくし。
真ん中に長椅子があり、みんなぼんやりしているのが印象的だった。

時系列のように、少しずつ移ろいゆく花々が
単純に美しい。しかも、この連作が2部屋もあった!



そのままテキスタイルにしたいくらい!
この色合いの「睡蓮」は好きだなぁ。

そして、地下の展示室へ行って、驚いた!
印象派の作品が、こんなにあるなんて!!!
収蔵作品をチェックしてなかったので、その衝撃度といったら・・・。
 
 
ルノワール、たくさん!
 


アンリ・ルソーもたくさん!
 
 
モディリアーニとか!
うわー、これここにあったのか。
 
 
 
 
 
マリー・ローランサンとか!
子供の時、親に連れられてセゾン美術館で見た記憶が。
なんだか幽霊みたいだ、と思ったのを今でも強烈に覚えている。
 

これは展示室ではなく、
ドールハウスのようなもの。セザンヌのドールハウス!
芸が細かすぎる!
 
その他、シスレー、マティス、ピカソ・・・(きりがない)
 

 
 
日本人好みの印象派、ポスト印象派の作品が
本当にたくさんあってビックリしましたわ。
って、ガイドブック見ろよ、という話なんだが。

満足度としては、ルーヴルよりよかったなぁ。
 

無機質なコンクリート打ちっぱなしの内装も
太陽光がふんだんに降り注ぐ設計になっている。


さて、次はどこへ行こうかな。


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