2012-11-16

3Days in Paris 1

毎日、日々が矢のように過ぎていく。
そう思った瞬間、自分はなぜか旅に出なくては、という気になってしまう。
日常からの脱却というのもあるけれど
こう旅行するときのタイミングっていうのが確実に自分の中にはあり、
イケイケドンドン、今行かないでどうするの?という思いに囚われてしまう。
そういう波がない限り、私は旅に出ない。そしてその時が来た。

というわけで、久々ヨーロッパに行ってみたくなった。
勿論、愛してやまない英国!3年ぶり!
でも英国だけなのもなぁ、じゃあもう一か国、そうだ、ロシア。

しかし、ロシアというのは、かなり難易度の高い国であり
(ビザいるしね)
会社一のロシアに精通している上司に、旅行のことを聞いてみたところ
「あんまりお勧めしません、危ないし」とのことだった。
奥様がロシア人の彼が言うくらいなので、そりゃそうかも。
フィンランドから陸路で入るのも、辛いそうで、
いっそのことフィンランドの方がいいとも言われてしまった。

うーん、どうしようか。周りに聞いてみたところ
「それならパリでしょう!」とのことで、
パリかー、20年前に行ったきりだが、
そういえば大学で仏語も選択してたしなぁ、
知識もあのときより格段にアップしたし、
久々だから行ってみるかね、ということになった。

そこから予定を組み立てて・・・
最終的にパリとマンチェスターとロンドンを周ることになった。

というわけで、仕事を終えた後に
22時近くに出航のエールフランスとJALの共同運航便で成田からCDGへ。

エアフラ乗るのは、意外にも初めてなんだが・・・
うーん、可もなく不可もなく、サービスも簡素で
長距離便のありがたみもなかった。そこは残念だったなぁ。
まぁ少しでもJALのマイレージを貯めたかったので
それがせめてもの報いか。

機内の映画は充実していた。ここは評価できる。
ウディ・アレンの最新作「To Rome with love」これはよかった!


「Midnight in Paris」の別バージョンと想像するには難くないのだけど、
出ている俳優も豪華。ペネロペの娼婦役なんてはまりすぎている!
特にジェシー・アイゼンバーグがまた、いかにも!という
文系男子の役で、ニヤニヤしてしまった。これ日本未公開なんだね。

そんなこんなで、仕事の疲れもあって爆睡。
「ダークナイト・ライジング」のJG-Lの部分だけ見たりして
なんやかんやでCDG到着。現地時間朝の4時20分!

入管で前に並んでいた日本人ツアー客が、おちょくられていた。
朝の4時、5時勤務の彼らの楽しみと言ったら、
そんなことくらいしかないのかな。
私は無言でスタンプを押してくれたから、ホッと一安心。

荷物をピックアップして、さてこれから市内へ行かねば。
ロワシーバスと言われる朝6時から走っているバスを待つ。
乗り場はこちら、という表示が目立ってなくて、
ガイドブックの解釈も理解できず(自分の理解不足なんだろうが)
乗り場まで迷ってしまって、違うターミナルへ行ってしまったりと
のっけから旅行者の醍醐味を堪能。

しかし、無事にロワシーバスに乗車できた。
そうして走ること30分あまり、オペラ座に到着。
す、すごーい。その煌びやかさに圧倒される。
一気にパリに来たということを実感!


(後日撮影)
思わず「オペラ座の夜」を思い出した。
とはいえ、ストラヴィンスキーの「火の鳥」
ラヴェルの「ボレロ」(これってトランステクノの元祖だと思うんだけど)が
初演された場所。

そこから地図を頼りにホテルへ移動。
それにしても、自分は地図の読み方が甘い。
振り返ってみれば単純な道であったのだが、
かなりの時間がかかってしまった。

やっとのことでホテルに到着。
重い荷物から解放。
空も白んで明けてきた。

早速朝ごはん。
よさげなカフェの「ADAM's」というところに入ってみる。


パリの初めてのご飯は
カフェ・オ・レとパン・オ・ショコラ。

朝8時前だったので、店員はタルト作りで大忙しだった。

HPを回復したので、ルーヴルまでの道のりを探索。

パリはモロッコ文化も垣間見れると同僚が言っていた。


写真を撮っているきりがないくらい、
パリの街はどこをとっても絵になる。

そしてこれからルーヴル美術館へ。

つづく

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