2012-11-26

3Days in Paris 7

そろそろ体力の限界が近づいてきたような・・・。
最初からこんなに飛ばしてどうすると自分で思いつつ
朝へ行ったルーヴルに戻る。

というのは、この日は11月5日の月曜日で、
ルーヴルは明日は休み。
なので効率よく見るには、今日しかない。

まだ全然絵画を見てなかったから、
そちらを重点的に見ようと思うものの・・・
やっぱり彫刻が気になってしまう。

ニケの翼が階段の上にどーんとあった。
ニケを英語で言うとNike、そうナイキはここから来ている。
これって門外不出だよなぁ。

その他その他・・・切りのない彫刻展示・・・。


あ、しかもここって、ゴ・ダールの
「はなればなれに」(Bande à Part)の
ルーヴル館内を最短時間で走り抜けるところじゃないか!
(ベルトリッチの「dreamers」でもオマージュされているが)

 

ちょっと感動した。
さぁ絵を見に行こう。

日本人の大好きなフェルメールの作品が
ルーヴルにはふたつある。まずは天文学者。
それからレース編みの少女。
これって実際かなり小さいのでびっくりしてしまった。
このくらい。

思えば「ポンヌフの恋人」で
確か夜中にルーブルに忍び込むシーンがあった。
ジュリエット・ビノシュは「絵にサインなんかなければいいのに」と呟く。

無数の芸術がありすぎて、
どうしても有名どころだけを見がちになってしまうのは仕方ない。
通り過ぎてしまう、雑に見てしまうのは
芸術家に対して失礼だと思うと同時に、自分の体力のなさに苛立ってしまう。
芸術鑑賞(音楽、美術、映像)って意外と体力使うんだよね。
集中力も必要だし。


フランダースの犬でお馴染みの、ルーヴェンスの大作が
これでもかと展示されている部屋があった。
宗教画が苦手なのでピンと来なかったが、
本当に号数が多くて迫力満点だった。

三菱一号館で現在展示中のシャルダンもたくさんあった。


チケット持っているのに、なかなか忙しくて見に行けない。
近日中に行かねば。
東京に貸し出し中です、という表記があった。
このお断り書き見つけたとき何か嬉しかった。


ドミニク・アングルの「トルコ風呂」
ちなみにトルコ風呂の名称問題で
いろいろ海外から取材を受けたのが私の上司である。

ポンパドール、というと
どうしてもパン屋を思い出しちゃうのだけど
ルイ15世の公妾(愛人)だったとは。
でも髪型の「ポンパドール」ってここから来てるんだね。
言われてみれば確かに・・・。

窓枠が可愛かったので
写真を撮ってみたが、ガラスの汚れが意外とひどかったw
日本じゃあり得ないなぁ。

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