2012-12-16

3Days in Paris 17

パリ3日目。
タイトルの「3Days in Paris」は私の大好きな映画
「2Days in Paris」からの引用。

ジュリー・デルピーが監督、脚本、主演、音楽
(テーマ曲はしかもNouvelle Vagueが手掛けている)
と一人で何役もこなした映画なんだけど、
「Before Sunrise」「Before Sunset」に次ぐ彼女の傑作。
そういえば、スピンオフで「2days in NewYork」も密かに公開してたのね!


「ジュリー・デルピーは女版ウディ・アレン」との文句があるが、
それは強ち間違えではないと思う。

それはさておき、まるまる使えるパリ最後の日。

さぁどこへ行こうか?
2日目にしてメトロも難なく乗れたので
それじゃあバスに乗ってみるか、ということにした。
初心者にも使い勝手の良い
「95番」のバスが、ホテルの近くから出ているので
それに乗って「モンマルトル」へ行くことにした。

この「95番」はパリの王道ともいうべき観光地をつなぐ路線。
蚤の市で有名なヴァンヴ、モンパルナス駅、サンジェルマン・デ・プレ教会、
オルセー美術館、ルーヴル美術館、オペラ座、サンラザール、
モンマルトル、と一本で行ける。

車窓を目に焼き付ける。
途中、ヨーロッパという名のバス停があった。
何と大層な、と思う。

モンマルトルと言えば、モンマルトル墓地が有名。
ふと、墓に行ってみたいなぁと思い
じゃあモンマルトルかな、という感じだったw

墓地の近くのバス停で下車。
朝ごはんを食べていなかったので
何かないかなぁと散策。

街のあちこちにブーランジェリーがたくさんあった!
お店からいい匂いが充満していた。
上の「Alexine」というお店でクロワッサンを購入。
大きなクロワッサンが100円以下で、しかもやっぱりおいしい。

その通りを少し歩いていくとAbbesses駅。


駅前にはゆるいメリーゴーランドらしきものが。

 
 
そして道を下っていくと・・・



アメリが働いていたカフェがあった!

「アメリ」を久々見返してみたが、
コミュニケーション不全の話、として見るとなかなか辛辣。
映像や音楽、ファッションでおしゃれでかわいい映画だと見なされがちだが、
かなり根の深い問題を扱っている。
にしても、オドレイ・トトウは、はまり役だねぇ。
 
恐らく再来はないと思うので
話のネタに「アメリ」のカフェに入ってみた。
 
やっぱり観光のメッカになってるみたいね!
 
この日は滞在中で一番寒かったので、
カフェクリームがとてもおいしく感じられた。
床もかわいいなぁ。
あの水になって溶けるところの床だ!
ちなみに自分が座った場所を旅行後考えたら
マチュー・カソヴィッツが座っていたところだった。
(メニューボードは映画用に設置)

カフェで少し本を読み、一息ついたところで
いざモンマルトルの墓地へ。

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